このまえ写真展で、ドーナツの差し入れを頂いたことがあったのだけれど、その量は、いささか尋常ではなかった。
展示会場に常駐する人数を考えると、それほどでもないのかもしれない。
しかし、あらゆる場面で、その数の一定量を超えると、そのもの一つ一つでは驚異に感じない物も、大きな衝撃を持って迎えられ、その数に人々は戦慄する。
少なくとも僕は畏怖を覚えた。もともと僕は甘いの苦手なんです。
十時半睡